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実は怖い膝裏の痛み!4つの痛み方と原因・対処法をすべて解説

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実は怖い膝裏の痛み!4つの痛み方と原因・対処法をすべて解説

以前から膝裏が痛む。しかし、特に対処をせずに、痛みを我慢して過ごしている。そんな方、いるんじゃないでしょうか?

それは大問題です! 膝の裏には様々な組織が集中しています。そこが痛むということは、靭帯や筋肉などに異常が発生している証拠。放っておくと痛みが悪化する可能性が高いです。

今回は膝裏の痛み方と、それぞれの原因にスポットを当てて解説します。あなたの痛みがどれに当てはまるのか、確認していきましょう!

 

膝裏の痛み方(症状)

膝裏の痛み方

膝裏が痛む、といっても、その痛み方は様々です。それぞれの特徴に着目していきましょう。

 

膝裏を伸ばすと痛い!

膝が伸びる姿勢になると激痛が走ることがあります。膝裏の痛みを抱えている多くの方に当てはまる症状ですが、安静にしていれば痛みが生じることはありません。

椅子から立ち上がる、あるいは歩いたり、走ったりした際に痛みを覚えます。基本的動作であるがゆえに、日常生活に支障が出てしまうことが多いでしょう。

 

膝裏の筋が痛い

膝裏には様々な筋肉が集中しています。その中でも、ふくらはぎに繋がっている筋肉、腓腹筋(ひふくきん;下腿三頭筋)が痛むことがあります。

重心が前に傾くとこの筋肉が使われるため、正座をする際や屈伸など、膝を曲げる際に痛みを感じることが多いでしょう。また、歩行や階段の上り下りでも痛みが生じることがあります。

 

膝裏が痛い!

膝の裏がポッコリと腫れて、痛みが生じるケースがあります。膝を曲げる度に圧迫感、違和感を覚えます。痛みは軽度なので、安静にしていれば痛みが生じることはありません。また、膝の裏側だけでなく、ふくらはぎ、太ももの裏側にまで違和感(つっぱる感じ)を抱くのも特徴です。

 

膝裏のリンパが痛い!

膝の裏側には、老廃物を体外へ運ぶ機能を持った、リンパ節という器官があります。このリンパ節が膨れて(しこりと違い、膝裏全体が膨らむのが特徴)、痛みが生じることがあります。痛み自体は強くありませんが、膝を曲げる際に、常に違和感を覚えるでしょう。

 

膝裏の痛みの原因

なぜ、膝の裏が痛むのでしょうか。痛み方によって原因が異なります。それぞれ解説していきましょう。

 

膝裏を伸ばすと痛い原因

膝裏を伸ばすと痛みが生じる原因はいくつか考えられます。順に見ていきましょう。

 

後十字靭帯損傷

後十字靭帯

膝を伸ばすと痛い原因として、まず靭帯の損傷が考えられるでしょう。膝の裏には、太ももの骨とすねの骨を繋いでいる後十字靭帯があります。スポーツや交通事故などで膝を強く打ちつけてしまった際、この靭帯が損傷してしまうことがあるのです。

後十字靭帯は、膝関節の動きをコントロールする役割を担っています。損傷してしまうことで膝を支える力が弱くなってしまうのです。

 

反張膝(はんちょうひざ)

反張膝とは

反張膝とは、膝が反対側に反ってしまっている状態のことを指します。逆側に膝が曲がっていることにより、必要以上に膝裏が伸ばされ、痛みが生じます。通常、膝は真っ直ぐ伸びているものです。しかし、以下の特徴がある方は膝が弓上に曲がってしまうことがあります。

①体重のかかり方が足裏の後方に偏っている

かかとに重心がかかりすぎると、バランスを取るために足指が浮きます。すると、ふくらはぎの筋肉が硬直し、膝が逆側に反ってしまうのです。

②膝を支える筋力が弱い

太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)と後ろの筋肉(ハムストリングス)の筋力バランスが崩れてしまっている状態も、反張膝へと繋がります。

太ももの前の筋肉は膝を伸ばすときに、後ろの筋肉は曲げるときに使用。

太ももの後ろの筋肉が低下すると、膝を曲げたり、伸ばし過ぎないようにする機能も低下してしまうのです。つまり、常に膝は伸びきってしまうため、反張膝を引き起こす原因になり得ます。

③膝が反るような姿勢をとっている

主にバレエをやっている方に当てはまるでしょう。美しい姿勢をとるために、つま先立ちをし、膝をピンと伸ばすことが多いと思います。これは生物学的に言って、無理のある姿勢。膝には大きな負担がかかっており、反張膝の原因となることもあります。

 

膝裏の筋が痛い原因

膝の裏にある腓腹筋(ひふくきん)は、立っているだけでも使われる筋肉。疲労や負担が溜まりやすく、傷めやすい筋肉と言えるでしょう。特に、走る・跳ぶといった要素が多いスポーツでは、瞬間的に膝の裏を伸ばすため、大きな負担がかかり痛みが生じやすいのです。また、ボールが強く当たるなど、打撲が原因で痛めるケースもあるでしょう。

 

膝裏が腫れて痛い原因

膝裏が腫れて痛むのは、ベーカー嚢腫(のうしゅ)と呼ばれるコブが原因。膝関節は関節包という袋に包まれています。その中には関節滑液と呼ばれる、関節をスムーズに動かす、重要な役割を担っている液体が詰まっているのです。

何らかの理由で過剰に生産された関節滑液が、関節包に溜まってしまうことで、ベーカー嚢腫が生じます。

過剰な分泌には、以下のような理由が考えられます。

 

激しい運動による膝関節の炎症

激しい運動をするとき、膝には大変な負荷がかかります。特に運動不足の方が急に膝を酷使すると、膝を支える筋力が弱まっているため、炎症を起こしてしまうのです。炎症を起こした膝関節は、正常に関節滑液を作り出すことができません。この影響で関節滑液が過剰に分泌されてしまいます。

 

変形膝関節症による膝関節の炎症

膝関節は太ももの骨とすねの骨を繋いでいる箇所です。二つの骨の表面は、軟骨という組織で覆われています。軟骨は膝に加わる衝撃を和らげる、クッション機能が一番の役割です。この軟骨がすり減ることにより、骨と骨とがぶつかり合い、炎症が起こります。これが変形性膝関節症という病気です。

 

関節リウマチによる膝関節の炎症

また、悪い細菌やウイルスをやっつけるはずの免疫細胞が異常をきたし、間違って自分の細胞や関節を攻撃して炎症を起こす、関節リウマチという病気も原因に挙げられます。

 

膝裏のリンパが痛い原因

膝裏にあるリンパに痛みが生じるのは、循環不良による詰まりが原因。リンパは身体にとって不要になった老廃物や水分を排出するため、常に循環しています。しかし、冷えやストレス、運動不足によって流れが滞ってしまうことがあるのです。

 

膝裏の痛みを抑える対処法

膝裏が痛いときの対処法

膝裏の痛みを和らげる、簡単な対処法を紹介します。しかし、これはあくまで痛みを軽減させるもの。根本的な治療ではありません。痛みが強い場合は、必ず病院に行き、整形外科を受診しましょう。

 

テーピング

膝裏の痛みを抑えるテーピング

出典:PIP SPORTS 簡単テーピングシリーズ

膝関節の伸びや、ねじれに対して安定性を高める効果があるテーピングはかなりおススメです。痛みを軽減させるのに役立つでしょう。

 

テーピングの貼り方

20cmほどのテープを2枚用意してください。1枚は膝下の内側から、膝裏の斜め上へかけて貼ります。もう1枚は膝下の外側から、同様に膝裏斜め上にかけて貼ってください。テープを貼る際は、テープを引っぱらないよう心掛けましょう。膝裏でクロスされたテーピングは、膝にかかる負担を軽減してくれます。

 

ストレッチ

自分で簡単にできるストレッチも良いでしょう。適度なストレッチは筋肉を温め、柔軟性を高めます。また血流改善も期待できるため、リンパの痛みを覚えている方は積極的に取り入れていきましょう。

 

ストレッチのやり方

ここでは膝裏、腓腹筋を伸ばす、前屈のストレッチを紹介します。

まず立った状態で足をクロスします。そのまま身体をゆっくりと前へ倒していきましょう。両腕は地面に向かって伸ばします。上半身には力を入れません。このとき、膝裏をしっかり伸ばす意識を持ちましょう。

気持ちが良い程度に伸ばして下さい。痛みを覚えるまでやってはいけません。手が地面に着かなくても構いませんよ。20秒ほど伸ばしたら、身体をゆっくりと起こして下さい。足を逆に組み替えて、もう一度。これを3セットやると非常に効果的です。

 

膝裏の痛み方・原因は様々!理解してキチンと対処!

あなたの膝裏の状態に当てはまるものはありましたか?もしあったのならば、決して放置はしないで下さい。悪化すると、歩けなくなってしまうなんてことも……。原因を理解し、きちんと対処しましょう!

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コメント

  1. 原 良恵 says:

    膝を曲げた状態が経過して延ばそうとすると伸びない。逆に伸ばしたままでいて曲げようとすると曲がらない・・・この状態が続いています。今日は歩くのにも痛みが出てきました。医者に相談した方がいいでしょうか。椎間板狭窄症もあると言われています。

    1. ひざ痛チャンネル編集部 says:

      コメント機能をよく理解できておらず、お膝が痛いという緊急の状態にお返事が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。
      服部医師からの返答をお伝えさせていただきます。
      ——
      まずは近くの整形外科受診をお勧めします。

  2. カンバラ says:

    今日、階段を下りていると右膝裏の筋が”ペキッ”って感覚で、下りる度に痛みを感じます。
    平坦な道と、階段の上りには、痛みは感じません。
    左は、右程てはありませんが時間の問題かと思う”張り”は感じています。

    ストレッチやマッサージ、運動で改善出来るでしょうか?

    1. ひざ痛チャンネル編集部 says:

      コメント機能をよく理解できておらず、痛みがあるという緊急の状態なのにお返事が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。
      服部医師からの返答をお伝えさせていただきます。
      ——
      ストレッチやマッサージ、運動での改善が見込めるかは不明ですが、まずは無理のない範囲でストレッチや大腿四頭筋の筋力訓練をおすすめします。

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