ひざ痛チャンネル編集部

膝の腫れが起こる原因はこの4つ!症状を確認して、こう対処

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膝の腫れが起こる原因はこの4つ!症状を確認して、こう対処

膝の腫れを抱えながら、「なんで膝が腫れているのか、どう対処したら良いのか分からない」と悩んでいる方も大勢いるのではないでしょうか?

そんな皆さまはぜひご覧ください。この記事では、膝が腫れているときに考えられる原因を元に、症状、対処法まで解説していきます。

膝が腫れる原因は大きく分けて4つ!それぞれの特徴を見て行きましょう。

 

目次

膝の腫れの原因①:打撲(強打)

膝 打撲

転ぶなどして膝を強く打ちつけることにより、腫れが生じます。これは膝の内部で出血が起きてしまうため。また、初めは患部が赤く腫れますが、徐々に青や紫に変化することも。症状は数日で治まることがほとんどです。

 

膝の打撲(強打)で腫れる位置

膝の内側、外側または膝の下が打撲しやすい箇所と言えるでしょう。打撲による腫れは、強打した部分のみ腫れる特徴があります。膝全体が大きく腫れている場合は、打撲による腫れではない可能性が高いです。

 

膝の打撲(強打)で腫れたときの症状

膝を打撲した際は腫れだけでなく、併発して様々な症状が現れます。ひとつずつ見ていきましょう。

 

膝の痛み

打撲による腫れは、痛みを伴うことがほとんどです。打った直後からにぶい痛みが続き、膝を動かすと痛みが増すでしょう。基本的に1〜2週間ほどで治まります。

 

膝の腫れが熱を持っている

腫れた箇所が赤くなったうえ、熱を持つことがあります。

 

膝の打撲(強打)で腫れたときの対処法

膝 RICE

もし打撲によって膝が腫れてしまったときは、どうすれば良いのでしょうか。ここでは最も代表的な4つの処置を紹介します。それぞれを英語にした際の頭文字をとって、RICEと呼ばれる方法です。

しかし、これはあくまで応急処置。痛みが強かったり、長引くようであれば、必ず病院の整形外科を受診して下さい。

 

安静にする(Rest)

とにかく膝を動かさない。横になって、無理に膝を曲げたりしないようにしましょう。

 

冷やす(Icing)

打撲直後、すぐに冷やすことで腫れや痛みを抑えることができます。しかし、急激に冷やすと、皮膚がダメージを受けてしまうこともあるので注意。袋に氷と少量の水を入れ、タオルで包みましょう。患部に優しく当てて下さい。

 

固定する(Compression)

膝の腫れを悪化させないために、膝を固定するというのも効果的です。膝関節に当て木をして包帯で固定しましょう。膝の動きを制限して、腫れの悪化はもちろん、痛みも抑えてくれます。

 

高くあげる(Elevation)

膝を心臓より高い位置にあげましょう。患部に血液が流れ込むのを防ぐことができ、腫れの進行を抑えられます。横になって、足だけ箱のうえに乗せると上手くできるでしょう。

 

膝の腫れの原因②:リンパの詰まり

膝 リンパの詰まり

膝にはリンパ節という器官があります。老廃物を体外に運ぶといった機能が主な役割です。リンパは身体にとって不要になった老廃物や水分を排出するため、常に循環しています。このリンパが、冷えやストレス、運動不足によって循環不良になり、詰まってしまうことがあります。

 

リンパの詰まりで腫れる膝の位置

リンパ節があるのは膝の裏。膝裏だけ膨らむように腫れているなら、リンパが詰まっている可能性があります。

 

リンパの詰まりで膝が腫れたときの症状

リンパの詰まりで引き起こされる腫れには、どんな症状があるのでしょうか。

 

腫れているけど痛くない

膝は腫れているのに痛くはない、ということがあります。特に膝裏のポッコリした腫れには、痛みを伴わないことが多いのです。膝を動かす際にしびれや違和感を覚えるだけで、特段に日常生活には支障がないこともあります。

 

膝が曲がらない

膝裏が腫れてしまうと、必然的に関節の可動域が狭くなってしまいます。パンパンに腫れてしまった膝は、曲がらなくなってしまうこともあるのです。

 

リンパの詰まりで膝が腫れたときの対処法

リンパの詰まりにはどんな対処が有効なのでしょうか。打撲と違い、怪我ではないため対処法も異なってきます。

 

温める

膝裏の腫れなどは慢性的な血行不良が原因として多いです。患部を温めることで血の巡りが良くなり、痛みや腫れが改善されるでしょう。

 

マッサージ

膝裏のリンパをマッサージすることで、滞っていた老廃物を押し流すことができます。膝裏を両手の親指で軽くおさえましょう。そして、上に押し上げるように動かしていきます。1回に5秒くらいかけて、ゆっくり行って下さい。リンパの流れが良くなり、腫れが改善されるでしょう。

注意すべきは、決して強い力で行わないこと。優しく、ゆっくりとが重要です。

 

膝の腫れの原因③:水がたまっている

膝 水たまり

膝関節は、太ももの骨とすねの骨を繋げているところです。この膝関節を関節包という袋が包んでいます。関節包は膝関節をスムーズに動かす、潤滑油のような役割を担っている、関節滑液で満たされています。

関節滑液は基本的に常に一定量です。しかし、関節滑液を作り出す滑膜という組織が、外傷や膝関節に炎症をもたらす病気の影響で正常な働きを失ってしまうことがあります。その際は、関節滑液が過剰に分泌されてしまい、膝関節にたまるのです。

 

膝の水たまりを引き起こす病気

変形性膝関節症には過去の病気が関係

先ほど言ったように、膝の病気の影響で膝に水がたまることがあります。では、一体どのような病気が原因となるのでしょうか。主な病気を4つ挙げましょう。

 

変形性膝関節症

変形性膝関節症とは、太ももの骨とすねの骨の表面を覆っている軟骨がすり減ってしまう病気です。軟骨は関節の動きを滑らかにさせ、膝に加わる衝撃を吸収する、いわゆるクッションの役割を担っています。

この軟骨が、加齢や外傷が原因ですり減ってしまうのです。その影響で、骨と骨とが直接ぶつかりあってしまい、炎症を引き起こします。

 

関節リウマチ

自己免疫疾患である、関節リウマチという病気も膝の水たまりを引き起こす原因のひとつです。人間の身体には、悪い細菌やウイルスを駆除する役割を担っている免疫細胞が存在します。

関節リウマチはこの免疫細胞が異常をきたし、自分自身の細胞、関節を攻撃してしまうという病気です。その影響で膝関節では炎症が生じます。

 

関節ねずみ

膝関節に強い負荷がかかり過ぎると、軟骨が欠けてしまうことがあります。その軟骨の欠片がうようよと、まるでねずみのように膝関節内を漂うのです。そして膝関節の組織を傷つけてしまいます。結果、炎症を引き起こします。

 

痛風

痛風と聞くと、足の指の痛みをイメージするのではないでしょうか。実は膝関節に痛みをもたらすこともあります。

痛風とは体内にある尿酸(プリン体が分解された際に出る物質)が過剰になった際に起こる病気。過剰な尿酸は血液中のナトリウムとくっつき、結晶を作ります。そして関節内にたまっていくのです。この結晶は身体にとって異物。そのため、外敵駆除担当の白血球が退治に乗り出します。その際に炎症性の物質を出すため、関節に炎症が生じるのです。

 

水たまりで腫れる膝の位置

主に膝裏、膝上(お皿の上)に腫れが生じるでしょう。その理由は水がたまるスペースがあるからです。

 

水たまりで膝が腫れたときの症状

膝に水がたまり腫れたとき、どのような症状が出るのでしょうか。

 

膝の痛み

打撲などに比べると弱いですが、膝の痛みが現れます。水に圧迫されて血流が悪くなるので、膝を曲げるにも伸ばすにも痛みを感じるでしょう。

 

膝が熱を持つ

腫れた箇所が赤くなり、熱を持つことがあります。また患部だけでなく、体全体が熱っぽくなり、風邪のように微熱が出ることも。

 

膝のぶよぶよ

患部を軽く押してみましょう。まるでゼリーを押しているかのように、ぶよぶよした感触がするはずです。

 

水たまりで膝が腫れたときの対処法

膝に水がたまったとき、有効な対処法はなんでしょうか。3つの方法をご紹介します。しかし、膝に水がたまっている場合は、薬や手術での治療が必要なケースがほとんどです。必ず、病院へ行くようにして下さい。

 

アイシング

水たまりの原因は膝の炎症。炎症を抑えるには冷やすのが有効です。氷と少量の水を入れた袋をタオルでくるみ、患部に当てましょう。

 

サポーター

炎症を抑えるためにサポーターを着けるのも効果的です。膝関節を固定することで、膝にかかる負担を減らすことができます。

しかし、痛みが強いときは無理な固定はやめましょう。関節内で強い炎症が起こっていることが考えられ、悪化する可能性があります。そのときは、まずアイシングをしましょう。

 

マッサージ

リンパの腫れと同様に、マッサージをすることで循環が良くなり、腫れの軽減が期待できます。効果的なのは、太ももを優しく揉むようにするマッサージです。強く押し込むようなマッサージは止めましょう。悪化の原因になります。

 

膝の腫れの原因④:ばい菌が入る(化膿性関節炎)

膝 ばい菌

膝にばい菌(黄色ブドウ球菌など)が入り込んでしまい、炎症が起きてしまうことがあります。炎症が起きた膝関節は、化膿して腫れてしまいます(化膿性関節炎)。さらに状態が悪化すると、軟骨(膝関節のクッションの役割を持つ組織)や骨自体を破壊する恐ろしい病気です。

 

膝にばい菌が入る理由

では、どのようなことがきっかけでばい菌が侵入してしまうのでしょうか。

 

けがや虫歯、ヒアルロン酸注射

膝 注射

膝をけがした際に、傷口から直接ばい菌が侵入することがあります。同様に、ヒアルロン酸注射など、膝関節に打ち込まれる注射針の刺し傷から感染を起こしてしまうことも。

また、虫歯菌が血管に入り膝まで運ばれてしまう、血行性感染も可能性として考えられます。

 

手術後

人工関節手術などをした際に、感染する恐れがあります。注射針同様、人工物に付着した細菌を体内に入れることで発症してしまうのです。感染した際は人工物を取り除いて、患部を洗浄することが必要となるでしょう。

 

ばい菌が入って腫れる膝の位置

打撲やリンパの腫れとは違い、広範囲の腫れが起こります。膝全体がパンパンに腫れてしまうでしょう。

 

ばい菌が入って腫れる膝の症状

化膿性関節炎になると、どのような症状が出るのでしょうか。

 

膝の痛み

膝関節に急激な痛みが起こります。細菌の感染によって膝関節が化膿しているため、安静にしていても膝に痛みを覚えます。

 

膝が熱を持つ

膝は熱をもち、赤くなるでしょう。また患部だけではなく、全身にだるさ、食欲不信、発熱(風邪のような症状)が起こることがあります

 

ばい菌が入って腫れた膝の対処法

膝では炎症が起きているため、まずは冷やすなどの応急処置を行いましょう。ただ、この化膿性関節炎は治療が遅れてしまうと関節の変形や動きに障害が残ってしまう可能性が……。上記の原因、症状に心当たりがあるのならば、早急に病院へ行きましょう。

 

膝が腫れたら放置は絶対ダメ!

いかがでしたでしょうか。膝の腫れ、といっても様々な原因があります。

もちろん、症状や対処法も違ってくるのです。あなたの膝の腫れはどれに当てはまりましたか。

ひとつでも当てはまるものがあったのなら、放置はしないで下さい。まずは応急処置して、改善が見られないようなら整形外科に受診をしましょう!

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コメント

  1. 坂井知美 says:

    富山県のクリニックで受診しましたが、膝の腫れと痛みも治まらず、6日経ちます。受診時、注射針で膝を刺し、数滴の血を取っただけで、様子をみるよういわれました。でも、少しもよくなりません。毎日、冷やし、包帯で圧迫し、足を高くあげています。膝を伸ばしたまま、生活するにも支障をきたし、外出もできません。違う病院へ行ったほうがいいでしょうか。

    1. ひざ痛チャンネル編集部 says:

      コメント機能をよく理解できておらず、お返事が遅くなってしまいました。
      服部医師からの返答をお伝えさせていただきます。
      ——
      膝の痛みと不安でお困りのところ、大変申し訳ありませんでした。
      状況を拝見しまして、やはりきちんと現状を診断し、説明してくれる医療機関への受診をお勧めします。

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